今回はフロントガラスに飛び石のキズがある場合に、車検が取れるのかをお伝えします。
一言で飛び石といってもキズのつき方は色々で、点状のキズもあれば線状にヒビが入ることもあります。
国土交通省が定める保安基準にもフロントガラスに関する規定がありますが、
・損傷した場合に運転者の視野が確保できること
・容易に貫通されないこと
という記載で結構あいまいです。
明確なサイズや場所などは記載されていません。
傾向としてはヒビよりはキズの方が通りやすく、運転席側の場所よりも助手席側の場所にある方が通りやすいようです。
ただ車検に通ったからいいという事ではなく、そのまま放置していると傷が広がっていくことが多いようなので
早めに修理するほうが安心かもしれません。
修理する場合には選択肢が3つあります。
1つ目はガラスリペアです。修理費は3つの選択肢の中で一番安く済みますが、キズの形や位置によってはリペアできない場合もあります。
2つ目はガラスを交換してしまう方法です。放射状に長いヒビが広がっていたり、ガラスの端の方にキズがある場合は交換になります。
3つ目もガラスの交換ですが2つ目との違いは社外品を使って交換する方法です。メーカーの純正品なのか、社外品なのかは「刻印が入っているかいないか」
ぐらいの違いで強度などの性能は大きく違わないようです。
金額優先の場合はお勧めです。
ご参考にしていただければと思います。