車検費用には大きく分けて、法定費用と整備代金および手数料等とにすることができます。
安くできる費用を理解して少しでも安くしあげましょう。
安くできない車検費用
この内、法定費用とは、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代のことです。
基本的に対象の車ごとに定められた金額であるため、日本全国どこで車検を受けても安くなることはない費用です。
ただし、沖縄県や離島では事故率が非常に低いため自賠責保険料が本土と比べて安くなります。
安くできる費用
一方、整備代金や手数料は安く済ますことができる余地があります。
ディーラーでの車検は細かくチェックしてくれて安心感がありますが、その分費用が少しかかってしまうのも事実です。
普段あまり乗る機会がなかったり、買い替えを検討している場合などであれば、費用を安く抑えたいこともあると思います。
ガソリンスタンドなどで格安で車検を受け付けているところもありますし、自分で車検場へ出向く、いわゆるユーザー車検という方法もあります。
ただし、このような方法の場合、車が検査に引っかからない最低限の状態であればそれで済んでしまうのも事実で、どこか心配も残ります。
消耗品の適切な交換など、まず車の安全性を第一に考えた上で、自分の車の状態や利用頻度に見合った車検方法を比較検討してみるのが良いでしょう。