ヘッドライトやフォグランプといったランプについては車検では一定の光の強さでないと通らないことがあります。その光の強さは6000K(ケルビン)までとされており、これ以上に強い光でありますと車検には通らないようになっています。
車の改造などをして、ライトの部分を明るすぎるものに変えたりしますと車検の際には通らないので、車検を通すには事前に6000k以下のものにしておかないといけないのです。
なぜ、このような基準があるのかというと視認性があるかどうかというようなことが挙げられるからです。
ケルビン数が一般的に低いものですと確かに光は強いのですが、ケルビン数が強くなると今度は我々が目で見る際に光が見えにくくなるのです。我々が光を見やすい基準となる数値をルーメンというのですが、
例えば、ハロゲンを使用しているものですと6000ケルビンでは2900ルーメンのところ、8000ケルビンになると2200ルーメンと見やすさは下がってしまうのです。また、ケルビン数が上がると光も青くなるので、暗闇の中ではより見えにくくなることから、車検には一定の光の強さ以下のものでないといけないとなっています。